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眼科歳時記(7月)

2022.07.05

【小暑】7月7日頃、梅雨が明け本格的な夏になる時期です。今年は、やはり異常気象でしょうか?東京の梅雨は6月27日に明けてしまい、その前後から連日37∼38度の猛暑日が続きました。「梅雨明けの晴れの日は結構貴重です。特にお子様の場合、毎日2時間太陽の光を浴びると近視の進行が抑制されます。」というコラムを用意していましたが、この炎天下に2時間はとても無理です。熱中症必発です。良いとされている事も時と場合によりますね。

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眼科歳時記(6月)

2022.06.08

【芒種(ぼうしゅ)】6月5日頃、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃です。稲の穂先にある長い針のような突起を芒(ボウ)と呼ぶそうです。この芒(ボウ)や木々の枝先が黒目(角膜)を突いて傷つけることがあります。このような植物による角膜損傷の際に、真菌(カビ)が角膜に感染することがあります。薬物治療では治癒せず角膜移植術に至る程重症化する場合もあり、十分な注意が必要です。

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眼科歳時記(5月)

2022.05.02

5月:【立夏】(5月5日頃)夏の気配を感じ始める季節です。立夏の数日前にあたる5月2日は八十八夜です。この頃に摘まれた茶葉(一番茶)は味や香りが良く、健康にも良いとされています。元来、緑茶には抗酸化作用が強くアンチエイジング効果が知られていますが、近年眼科領域でも、白内障や緑内障に対して一定の予防効果があると報告されています。

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眼科歳時記(4月)

2022.04.05

【清明】多くの花々や木々、あらゆる生き物が清らかでいきいきとしている時期です。快晴の日のお昼前、庭に面したデッキで猫の昼寝に付き合って日向ぼっこをしていると、柔らかで心地良い風を感じ、とても穏やかな気持ちになります。しかし、小一時間もすると、徐々にお日さまの光を眩しく感じるようになります。この時期、眩しさを訴えて眼科を受診される方が多くなります。眩しさを自覚する目の病気には、様々なものがあります。詳しくは、HPの院長コラム(4月1日)をご覧ください。

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眼科歳時記(3月)

2022.03.04

3月:【啓蟄(けいちつ)】冬の間土の中でじっとしていた虫たちが動き出す季節になりました。虫に限らず様々ないきものが春の訪れを感じ始めています。私たちの眼の中にも虫の様なものが動いていることがあります(飛蚊症)。この飛蚊症は、季節には無関係ですが、時として網膜剥離や眼底出血の症状として現れることがあります。眼の中の虫が動き始めたら、眼科を受診してください。

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